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ロコロンドン金取引事件の概要

ロコロンドン金取引事件の概要

ロコロンドン金取引を巡って、トラブルが発生しています。

テレビのワイドショーでも取り上げられており、世間にもずいぶん知られるようになりました。

そもそもロコロンドン金取引とはどういうものでしょうか。

ロコというのは、あるところで渡すという意味です。

つまりロコロンドン金取引といえば、ロンドンで金を渡す、という意味になります。

なんとなく概要がわかるのではないでしょうか。

金取引ですから、金の現物がロンドンでもらえるという感じがします。

まさに、消費者センターには、この点をよく理解していないケースがもっとも多いそうです。

本物の金と引き換えにお金を払った、と思ったそうです。

実は、最初、「ロコロンドン金取引」と聞いたとき、私もそう思いましたが。。

仕組みは、先物取引やいま流行のFXにとてもよく似ています。

ロコロンドン金取引に払うお金は、実は、証拠金というお金なのです。

証拠金とは、業者が、金取引を行う上で、最初に積み立てるお金ですが、業者は、その証拠金で、何倍もの金取引を行います。

証拠金に対する実際取引の倍率を、レバレッジといいます。

レバレッジが高いほどリスクは高く、レバレッジが低いほどリスクは低くなります。

さて、ロコロンドン金取引は、きわめてレバレッジが高くなっています。

レバレッジが高ければ、儲かるときも大きく、損する時も大きいわけです。

取引の予想よりも、相場が逆に動いた場合、ものすごい損が発生します。

業者に預けた証拠金があっという間に底をつき、損を確定するか、さらに追加証拠金を支払って取引を継続するか、の究極の選択に迫られるようになります。

通常こういう証拠金取引では、自分で相場の動きを把握して、自分で決断し、自分で取引できます。

ただ、ロコロンドン金取引では、素人がロンドンの金相場を知るのは難しく、また、取引に参加するのは難しいのです。

なので、消費者は、お金だけを預けて、業者に運用を任せているだけ、ということになります。

しかも、タイムリーな情報はありませんから、本当に取引しているのかどうかさえ、疑おうとすれば疑えます。

ロコロンドン金取引によく似た、ニューヨーク金取引というものも出てきているようです。

このように取引の当事者が、まったく参加できないような投資の話はまったく怪しいものです。

絶対に加入してはいけません。

もし、営業にうまく丸め込まれて、証拠金を払ったとしても、特定商取引法によるクーリングオフは可能ですから、さっさと解約しましょう。

また、お金が返ってこないなど、トラブルに発展したら、消費者センターに相談しましょう。

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