ワット・アルン 暁の寺 タイ旅行
ワット・アルン 暁の寺 タイ旅行
ワット・アルンは、暁の寺と言われています。かつて天才作家三島由紀夫が、このワットアルンを題材に「暁の寺」という作品を書き上げました。
彼は、その作品の中で、「塔の重層感、重複感は息苦しいほどであった。色彩と光輝に充ちた高さが、幾重にも刻まれて、頂きに向かって細まるさまは、幾重の夢が頭上からのしかかって来るかのようである」と表現していますが、それは、ワットアルンのシンボル、五基の仏塔で、真中の仏塔は75Mにもなります。
ワットアルンは、もともとアユタヤ王朝の際、建設されましたが、ビルマに滅ぼされたのち、トンプリー王朝のタクシンによって、再興されて、トンプリー王朝の守護寺になりました。
その後、ラマ一世が、チャクリー王朝を興し、ワット・アルンにあったエメラルド仏像をワット・プラ・ケオに移し、さらにラマ一世の後裔のラマ二世、三世がワット・アルンを改修、とくにラマ三世は、16Mの仏塔を75Mにまで広げ、現在の形に至っています。
ワット・アルンの建築様式はヒンズー教の雰囲気が漂っています。大仏塔のてっぺんは、バラモンのシバ神のシンボルのリンガ形を作っており、その表面は、チャイナがびっしり鮮やかな色彩で装飾されています。
他にも、ヒンズーが影響しているところがあちらこちらに見てとれます。エラワンの像がそうです。エラワンの像はインドラ神の乗り物でした。また、インドの古典をタイ式にアレンジした物語、ラーマキエンの主人公たちも飾られています。
ワット・アルンへは、No.57、No.83の定期バスで行けますが、渋滞が嫌な方は、チャオプラヤー川対岸のThe Tienから渡し舟もでています。
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2008年06月15日
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ラーマキエン ワット・アルン タイ旅行
ラーマキエン ワット・アルン タイ旅行
ラーマキエンは、タイ版の「ラーマーヤナ」です。「ラーマーヤナ」とは、インドの叙事詩ですが、ラーマキエンは、タイのラマ一世が、タイの物語にアレンジして、1789年に完成させました。いまでは、タイの代表的な文学作品になっています。
ラーマキエンをモチーフにしたのが、別名暁の寺とよばれる、ワット・アルンの大仏塔です。
ラーマキエンの主人公は、アユタヤ王朝の王子、ラーマです。ラーマはビシュヌ神の生まれ変わりとされています。ラーマの婚約者がある日、悪魔にさらわれてしまったところから物語は始まります。
婚約者シータを連れ戻すべく、ラーマは、孫悟空ならぬ、白い猿に助太刀を乞います。白猿の王様、ハムマーンに協力を得られた、ラーマは、白い猿軍団とともに、悪魔トッサカンのもとに赴き、対決します。無事、姫を救出したラーマは、結婚し幸せな人生を送ります。
この物語は、タイの舞踊でよく見られ、特に古典舞踊では、重要な演目に位置付けられています。
先に挙げた暁の寺ことワット・アルンの大仏塔には、ラーマ・キエンに登場するキャラクターが彫られているほか、回廊の途中の6つの門の両脇に鬼のような怪物がでてきますが、これもラーマキエンの中のキャラで、悪いやつです。
壁画にもラーマ・キエンから題材を得た物語が壮麗に描かれており、まさに、ラーマキエンという物語を具現化した、お寺といえます。
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2008年06月14日
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